想定外

原発事故をはじめいろいろなところから想定外という言葉が聞こえます。何回も聞いているので、このことばの意図を考えました。

被災した方ではなく、原発事故に関しての「想定外」発言の意図は、

これは 「予測が甘くて失敗しました」という解釈でよいのでしょうか?

それとも「失敗はしていません。対象が予測以上のものだったので防げなかっただけです」という理由は自分側にないというある種の開き直りなのでしょうか。

同じ言葉を使っていても、人によって、意図が違う気がします。・・・今、「想定外」を使う人の本心を見抜くのはとても難しいです。

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コメント / トラックバック6件

  1. 「想定外」という言葉は、危機管理では使いません。
    危機管理の基本は、「悲観的に想定し、楽観的に準備する」です。今回の東日本大震災は複合的災害です。
    その中で、福島原発は明らかに人災で、政府、東電の対応のまずさは、目に余るものがあります。しかし、我々国民も災害に対して「正常バイアス」と「楽観主義バイアス」が働いていました。この事を深く反省して、「災耐力」を身につけ、「減災対策」に取り組み明るい未来にしましょう。

  2. 尾下義男さん。コメントありがとうございます。「正常バイアス」と「楽観主義バイアス」、確かにその通りだと思います。

    喉元過ぎれば・・・にならないよう、注意していきます。

  3. 今年お世話になりました 。
    講演テーマ 「東日本大震災の教訓 ~地域の絆~」です。

    災害が起きたらまず何が一番大事か?

    それは自分の身を守ることが大事です。

    まず自分の身の安全を確保してから周りの人を守りましょう。
    心と体が健全でなければいい仕事はできません。

    健康を確保するため労働安全衛生法があります。

    組織のトップは職員が心も体も健康で安心して働けるため安全配慮義務が必要です。

    日頃から心と体のリカバリーが必要となります。

    「ヒヤリハットの法則」といって非常に小さなミスが重なり大きな事故につながることがあります。

    これを防ぐためには「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」、「KY(危険予知)、KYT(危険予知訓練)、KYK(危険予知活動)」が大事です。
    災害とは災害対策基本法に定められたもので、局所的に、地域で処理能力を超え、他の地域からの救援を必要とする、多数の被害と被害者の発生する非常事態の事です。

    「Disaster」悪い星回りなどと言われています。
    災害の種類としては自然災害(広域災害)、人為的災害(局所災害)、特殊災害(NBC災害 核・生物・科学による災害=今回の原発事故、オウム真理教による地下鉄サリン事件等)が今日大きな問題となっています。
    今回の東日本大震災の特徴は地震・津波・原発が同時に起こったトリプル災害であったということ。

    広域性・甚大性・複合性を含んだ災害からはやくリカバリーしなければなりません。そのためにはいち早い復旧・復興が必要です。
    防災とはなにか?災害を出さないことです。

    しかし今回の震災においては災害を防ぐことができませんでした。これを教訓として「減災」という考え方を提唱しています。これは被害を最小化することに軸足をおき、地域にあった防災を行うことです。
    視点はまず一人一人の命を守ること。「悲観的に想定し、楽観的に準備」することです。30日後に備えつつ、30年後にも備える。このことによって防災の「負のスパイラル」を断ち切ることです。
    災害の及ぼす影響としては社会への影響、生活(職場)への影響、そして今回の震災ではトラウマ現象による恐怖・絶望感・無力感など、精神面への影響が精神的苦痛として国民に重くのしかかっています。
    被害の拡大要因としては過去の経験による「予測の甘さ」や、偏見が正常化してしまう「自分は大丈夫という対応の甘さ」、物事に慣れてしまう「オオカミ少年効果」が挙げられます。
    地震行動の中で「3.3.3の原則」というものがあります。

    3分間は自分の身を守る、3時間で安全な場所に避難する、3日間で初期の避難所生活を切り抜ける、3週間3ケ月で仮設住宅へ、復興のまちづくりを目指すという原則です。
    職場の防災対策における避難・誘導の留意点として「オ・カ・シ・モ」の合言葉があります。「オ:押さない、カ:駈け出さない、シ:喋らない、モ:戻らない」がとても重要な合言葉となります。
    また、職場防災の基本的な考え方として1.生命の安全確保、2.二次災害の防止、3.地域貢献・地域との共生、4.事業継続が重要となってきます。

    これらの対策が日頃から行われているか?これを「BCP/BCM(事業継続管理)」といいます。

    職場の防災対策がツームストン・セーフティ(墓石型の安全対策)にならないようにしなければいけません。

    つまり現実的な対策を行い、後の祭にならないようにしなければいけません。
    災害に備えてすべきことは、住民一人ひとり、そして地域で災害に備え地域での災害犠牲者ゼロを目指すことです。

    広域災害から身を守るため防災コミュニティー(地域の絆づくり)の推進が必要となります。
    絆は人の和、心の和、地域の輪。相手のために何をできるのか思い続けること、人の役に立つこと、そして自分の存在価値を知ることです。
    安心安全に慣れて忘災とならないように、減災へ挑戦してください。

    「自分は大丈夫?」という意識が多少なりとも自分にはあるなと

    反省させられました・・・・

    • 尾下さん。コメントありがとうございます。
      無事に2012年が迎えられればと思います。

      今まで当り前だとおもっていたことは不確かなことだったと思うことが多かった2011年です。あのときの恐怖も時間の経過とともに薄れてきていますので、自分に喝をいれたいと思います。

  4. 前略
    一年振りに、岩手、宮城、福島、茨城の被災地を訪れました。現在もどの被災地も復興まではほど遠く、疲弊した現状を目の当たりにした時、目頭が熱くなりました。
    「絆」という言葉がマスコミによって伝播されていますが、この「絆」という言葉は、マスコミの造語であることが判りました。被災者の方々にお話を伺うと、取材時にマスコミ側が、「絆」という言葉を強調するようにと言われたそうです。つまり、マスコミは報道をしてあげるという「上から目線」でした。「主体」は被災者であり、マスコミを含め私達ボランティアは、疲弊した心を癒してあげるという態度が、被災者の心を閉ざしていることを忘れてはなりません。つまり、「従属」であることを肝に銘ずるべきです。被災地の復興を心から願うのならば、真の「絆」を目指して、国民一人一人が、真摯に向き合ってそれぞれぞれの立場で、「思いやりの心」を持って前進することではないでしょうか。私の実体験を軸に実効性、確実性の「講演」に評価を頂いています。「減災社会」の構築のために、微力ながらお手伝をさせて頂いていることに感謝しています。
    今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。
                                 尾下拝

    • 尾下さん。

      マスコミが流す情報を嘘とはいいませんが、製作者側が撮りたいところだけを撮っているので、一面しか見えていない部分があるんでしょうね。情報過多の時代ですが、自分で取捨選択ができるように、知識を持たないとと思います。

      コメントありがとうございます。

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