『倫理観』を考える

三菱UFJ証券の顧客情報流出で「お詫びのしるし」として1万円のギフト券が届きました。

お詫びのしるし

1万円のギフト券を約5万名分。ざっと見積もって5億円はこれだけでかかっています。その前に何回か謝りの手紙も届いていますし、社会的信用も含め一体どれだけの損害を三菱UFJ証券はたった一人の社員が行った行動で被ったのでしょう。ITのセキュリティ強化が求められていますが、セキュリテイを高めても社員の『倫理観』が欠落していたら何の役にも立たないです。仕事柄コンプライアンスのことを考えることが多いですが、コンプライアンスを単に法令遵守という狭義で捉えるのではなく、倫理観をもった考えや行動に繋げる広義で捉えることが重要ではないかと思います。

日本では、「悪いことをするとお天道様が見ている」と言う言葉があります。考えようによっては「誰も見ていなければ悪いことをしてもいい」という意味にも取り替えられます。しかし、実際に島国育ちの日本人にはそういう『世間の目』が強い制止力になっていました。なぜならば、世間から見放されたら、島国で孤立して生きていかなければならなかったからです。『世間の目』と『倫理観』が同じものではないことは確かですが、共同した社会の中で生きるには、自分の倫理観(自分の判断)が世間の目(外からの評価)に認められ一致することが必要だと思います。悪い人ばかりが増えたら『世間の目』は役立たなくなってしまうかもしれませんが、まだそこまで腐りきった世の中には陥っていないと信じています。

近所づきあいの少なくなった昨今は、『世間の目』を恐れなくなった人が増えているのかもしれません。

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