ターナー賞の歩み展

つい先日、ターナー賞の歩み展が気になっているとブログに書いたら、すぐに友達から興味をもったと連絡が来て、早速一緒に見に行ってきました。
六本木ヒルズ ターナー賞の歩み展
六本木ヒルズの最上階の森美術館へ、エッチラッゴー!
 
この展示は1984年~2007年のターナ賞の受賞者(1990年は開催せず)の作品が一同に集めた史上初の試みなのです。ターナ賞は既存の枠にとらわれない斬新なアートであるため、モダンアートに精通していない私は、「?」と思うことばかりです。そう、キレイだけでは選ばれず、ウィットやユーモア、そして社会に対するアイロニーが込められた作品がこのターナー賞に選ばれるのでしょうね。その中で、興味深かった作品が3つありましたので、ご紹介します。
 
一つ目は、ある空間の電灯を5秒間ずつONとOFFに繰り返されるだけの作品『ライトが点いたり消えたり』(原題『The Lights going on and off』に比べて邦題のネーミングのセンスがいまいち)。簡単な作品だなと思うと同時に、反復することに伝えたいメッセージが込められているのだろうかと考えてしまった作品でした。
 
二つ目は、『60分間の沈黙』 。これは警官の一団を整列させ、60分間話すことも動くことも禁じて静止する姿をただ記録しただけのもの。初めは集合写真かなと思うのですが、しばらく見ていると、かすかに動くので動画だと気づきます。これを60分間キープするわけですが、だんだんイライラが募ってくるようで、動きが増えてきたり、今やっていることに対する不信顔になってきたり・・・。60分間が過ぎたとき、開放から放たれる安堵や感嘆が沸き起こるのがこの作品のクライマックスだそうです。私たちはさすがにスクリーンの前で60分間見ていることができずに、「5分でわかるターナー賞」のビデオ上映でちょこっとクライマックスを見てしまいました。時間のある方は、ぜひ60分見続けてみてください(笑)。
 
三つ目は、この展示会のものではなく、MAMプロジェクト007のサスキア・オルドウォーバースの映像『プラシーボ(偽薬)』にはまりました。透明感があり、見ていて不思議な感覚になる映像でした。 帰ってきてから調べたところ、このストーリーは、18年間も自分が医者でありWHOの研究員だと嘘をついて家族を騙し続け、嘘がばれそうになった時に家族を殺害してしまったフランス人男性をモデルにしているそうです。この映像には人が現れず、無機質な映像と語り手だけで成り立っています。無重力の空間に居る気にさせてくれるというか、自分が存在しているんだかいないんだか、虚無感が残る作品でした。
 
ちなみにこの展示会は素晴らしいことに、屋上の「スカイデッキ」も「東京シティービュー」も共通で1500円なのです!ただ、この日は風が強かったので、屋上には出れませんでした。東京シティービューに行っても、霧が濃くて目の前の東京タワーですら、足もとしか見えませんでした。こんなことってあるのですね(涙)。
東京シティビューにある変わった椅子 東京シティビューにある変わった椅子(かかる重量によって色が変わるのです) 東京シティビューにある変わった椅子(かかる重量によって色が変わるのです)
ちなみに東京シティービューにあった面白い椅子。こちらは重さをかけると色が変わる仕組みになっていました。  体重によって色が変わったら、とっても嫌な椅子ですよね~。
 
美味しい夕食 美味しい夕食
夕食はヒルズ内の中華で、お酒も呑まず、もりもり食べました(笑)。仕事が終わると家に帰るだけの日々ですが、今日はアフターワークを思う存分楽しみました。
 
 
 
 
 
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コメント / トラックバック2件

  1. 「60分間の沈黙」は私にとっては「60分間の拷問」です(^^)
    耐えられな~い。

  2. =昔の乙女さん=
    確かに。
    でも、画像の中で、我慢できなくて鼻をかんでいた人もちらほらいましたよ(笑)。
    なんていったって同じ姿勢で60分は長すぎですよ~。

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